1: 本当にあった怖い名無し 2005/06/03(金) 21:20:43 ID:Znl14rZB0
トラウマ必至の怖い話も、主人公に解決させることでいい話になるかも。

79: 本当にあった怖い名無し 2005/06/12(日) 20:45:24 ID:ILvBeZ110
不動産屋で働く友人から聞いた話。

その友人が担当するマンションの空室に一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、ある日その部屋の廊下が、
他の部屋より1m位短いことに気づいた。他の部屋よりも短い廊下が、
いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみるとどうやら本来の壁と、
今叩いている壁との間に空間があるようだった。イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。

友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」


でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで"お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん・・・・”
と書かれていた…そうだ。


・・・だが友人は瞬時にその文字列の奇妙な法則を発見した。
以前所属していた米国家安全保障局の暗号解読チームで世界中のありとあらゆる暗号を解読してきた友人には朝飯前だった。
それはアフリカの某国の盗賊団が隠した財宝のありかを示した地図だったのだ。

友人はその話を誰にもせず、私に持ちかけてきた。
私は即座に彼の誘いを受け、共に宝探しへと旅立ったのだ。
その後私たちは想像を絶する大冒険をするのだが、その話はまた別の機会に。

81: 本当にあった怖い名無し 2005/06/12(日) 22:31:32 ID:HkK1dx4e0
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。
僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。
その方向には案山子(かかし)がある。
『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、兄は『いや、その向こうだ』と言って、ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
すると、確かに見える。何だ…あれは。
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。
近くに人がいるわけでもない。
僕は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かったから、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。
しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
兄は『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。
兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、はりきって双眼鏡を覗いた。
すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。『何だったの?』

82: 上の続き 2005/06/12(日) 22:32:21 ID:HkK1dx4e0
兄は何も答えず白い物体に向かって走り出した。
這い上がるような田んぼイン、堂々挑戦者を迎えるくねくね。
序盤から肘を出していく兄、くねくねの顔面は早くも血に染まった。
中盤、くねくねがくねりながら睨み付けると、ヒートアップして
くねくねのマスクをはがす兄。
弟が止めに入る。すんでのところでくねくねの素顔がさらされそうに。
お返しとばかりに睨み付けるくねくね、しかし体重の乗ったローリングエルボーに
崩れ落ちた。
終盤、あぜ道からくねくねがすごい形相で睨み付ける。兄も負けていない。
エルボー・スイシーダで用水路までくねくねをふっとばすと、続けざまに護岸壁での
タイガードライバー。苦しいくねくね、まだそのくねりには力があった。
田んぼ内にもどるや、兄を睨み付ける。最後はエメラルドフロウジョンでくねくねを下した兄。
試合終了後、「気合は感じる。でも、あれじゃあね。体ができてないから。
くねられて『ごめんなさい』って訳にいかないしね。まだよくわからない。
これからなんじゃないか、招待を突き止める価値はある」と語った。

84: 本当にあった怖い名無し 2005/06/12(日) 22:34:39 ID:R9Osj7kQ0
ある小学校のトイレには「花子さん」が出たそうだ。
三階の女子トイレの三番目のドアを三回ノックし、
「はーなこさん、遊びましょう」
というと、
「はーい」
という返事が返ってくる。その後、
「何して遊ぶ?」
と聞かれ、
「首絞めごっこ」
というと、首を絞められ殺されてしまう。

その日も三階の女子トイレからはノックの音がしていた。
「はーなこさん、遊びましょ」
すると、
「はーい」
誰もいないはずの個室から返事が返って来た。やはり噂は本当だったのだ。個室の中の少女の声はこう続けた。
「何して遊ぶ?」
それに答えて、ノックをした者はこういった。
「お医者さんごっこ」
「…え?」
中からの声には、明らかに動揺による震えが混ざっていた。そしてドアがゆっくりと開く。
「ひっ!」
個室の中の少女、即ち「トイレの花子さん」は、この時初めて成仏したい衝動に駆られた。

花子さんの目の前に立っていたのは成人の男だった。
アニメの美少女キャラクターの絵がプリントされたTシャツ、薄くて高価な本を蓄えた両手の紙袋、脂の浮き出た両の頬に伸びきった髪の毛。
男は薄笑いを浮かべながら、こう言った。

「さあ、お医者さんごっこしようよ」

85: 本当にあった怖い名無し 2005/06/12(日) 23:22:40 ID:K49LKO8m0
>>84
koeeeeeeeeeeeeeeeee

86: 本当にあった怖い名無し 2005/06/13(月) 00:28:30 ID:q0dnGPwy0
子どもの頃の話。

子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて
帰ってきた。「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。
奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。

「おにいちゃん帰ってたの。どうしたの?顔色すごく悪いよ?」
階段を上ってきた母が言った。
「一年もどこで何やってたの?みんな心配してたのよ?」
「すまねえなさくら。ちょいと野暮用ができちまってよ。
それより腹が減った、なんか食うもんくれ。おう、満男、元気でやってるか、
ちょっと見ねえ間に随分背が伸びたなあ。ほうら、おいちゃんがいいもんもって来てやったぞ」
寅次郎おじさんはそういうと、四角いかばんの中から風車を出して僕にくれた。

91: 本当にあった怖い名無し 2005/06/13(月) 15:44:24 ID:YhJ+Uv/t0
兵庫県には有名な「六甲おろし」という話がある。
男が、相手にその気がないのに女を無理矢理ドライブに誘い、
真夜中の六甲山中に連れ込み、車を停め、
「おい、やらせろ。やらせへんかったらここで降ろすぞ」
と脅す、というものである。

ところが気の強い女もいたもので、
「降ろしなさいよ。あんたとやるくらいなら降ろされた方がマシ」
と切れ、真夜中の六甲山中に本当に置き去りにされた。
女はブラウスのボタンを全部もぎ取り、わざとやぶに突っ込んで
体中傷だらけにしてから六甲牧場へ行き、管理人に、
「強姦されそうになったので逃げてきた」
と訴えた。
車のナンバーから男は逮捕。強姦ではないが暴行罪で起訴、
執行猶予付き有罪判決が下る。その後の人生にケチが付いた
のは言うまでもない。
話は変わるが、六甲牧場のカマンベールチーズはうまい。
大量生産されるようになってから味が少々落ちたが。

92: 本当にあった怖い名無し 2005/06/13(月) 16:21:54 ID:q0dnGPwy0
大学に入学して一人暮らしで自炊を始めたのですが、、
1年経ち、2年も経つころには、すっかり自炊熱も冷めほとんど外食か、ホカホカ弁当になっていました。
大学4年になったころ、また少々自炊するようになり、入学した頃に購入した
四角い1リットルくらいの缶入りサラダオイルが再び日の目をあびることになりました。
フライパンに油をチョット垂らしてみると、いやに茶色い。
「まあ、4年も経てばアブラも酸化するしなあ、まあ、火を通すからOKだよね」
なんて一人で納得して気にもとめず、そのまま使い続けました。
大学も卒業間近になって、ようやくそのサラダオイルも無くなりそうになってきて、
缶を大きく傾けなければ油が出ないようになってきました。
ある日、缶の口から油と一緒につぶ餡の小倉の皮のようなものが2~3枚出てきました。
「ゴミでも入ってたかなあ」などどと軽く考えていたのですが、
次の日もまた次の日もアブラを出すたびにつぶ餡の皮がどんどん出てきます。
不信に思った私は、意を決して、サラダ油の缶の蓋全体を缶きりでキコキコ開けたのです。
その瞬間、目に飛び込んできたものは…百匹はいるであろう大小のゴキブリの大群。
まだ、半分くらいは息がある様子でウヨウヨとうごめいていました。
そう、私が使用していたサラダオイルの缶は4年の間にゴキブリの巣と化していたのです。
そして、つぶ餡の皮はゴキブリの死骸からもげた羽だったのです。
その事実を悟った時、一瞬にして顔面蒼白になったのを感じました。
そして4年間、ゴキブリエキスの入ったサラダオイルを食べ続けたことに改めて気づいた瞬間…

意外とイケル!と思いました。
それから数年後、ゴキブリのエキスを秘密裏に混入させた当社特製のサラダオイルは飛ぶように売れ、
今や私は億万長者。嫁は元女優、家は田園調布、娘は超有名女子高に通う現役人気アイドル。
セレブリティの仲間入りです。ゴキセレブとでも申しましょうか。

105: 本当にあった怖い名無し 2005/06/14(火) 00:27:00 ID:pGZaTUda0
ある日の夕方のことだ。
ある小学生の女の子が学校からの帰り道に、赤いコートを着て白い大きなマスクを口につけた女性に出会った。
女は少女に近づくと一言、こう尋ねた。
「私キレイ?」
マスクで顔の下半分が隠れていたのではっきりとはわからないものの、その女性はなかなかの美人であるようだ。
少女は素直に答えた。
「うん、きれいだよ」
するとその女性は突然マスクに手をかけ、それを剥ぎ取りながらこう言った。
「これでも・・・キレイかー!!」
何と、その女性の口は耳まで裂けていたのだ。
女の子は持ち合わせていたアロンアルファで女の裂けた口を接着。
ついでに女の鼻の穴までアロンアルファで接着。
両手も後ろに回して接着。
息ができず両手も使えず苦しむ女を蹴り倒すとすぐさまマウントポジションから
ハンマーパンチを浴びせる少女。
薄れ行く意識の中で口裂け女は思った、昔は良かったと・・・

106: 1 2005/06/14(火) 00:31:56 ID:fixDN1JT0
私が当時住んでいた1DKは、トイレと浴槽が一緒になったユニットバスでした。
ある夜、沸いた頃を見計らって、お風呂に入ろうと浴槽のフタを開くと、
人の頭のような影が見えました。
頭部の上半分が浴槽の真ん中にポッコリと浮き、
鼻の付け根から下は沈んでいました。
それは女の人でした。
見開いた両目は正面の浴槽の壁を見つめ、長い髪が海藻のように揺れて広がり、
浮力でふわりと持ちあげられた白く細い両腕が、黒髪の間に見え隠れしてました。
どんな姿勢をとっても、狭い浴槽にこんなふうに入れるはずがありません。
人間でないことは、あきらかでした。
突然の出来事に、私はフタを手にしたまま、裸で立ちつくしてしまいました。
女の人は、呆然とする私に気づいたようでした。
目だけを動かして私を見すえると、ニタっと笑った口元は、お湯の中、
黒く長い髪の合間で、真っ赤に開きました。
(あっ、だめだっ!)
次の瞬間、私は浴槽にフタをしました。フタの下からゴボゴボという音に混ざって
笑い声が聞こえてきました。
と同時に、閉じたフタを下から引っ掻くような音が・・・。
私は洗面器やブラシやシャンプーやら、そのあたりにあるものを、わざと大きな音を
立てながら手当たり次第にフタの上へ乗せ、慌てて浴室を飛び出ました。
浴室の扉の向こうでは、フタの下から聞こえる引っ掻く音が
掌で叩く音に変わっていました。

私は脱いだばかりのTシャツとGパンを身につけ、部屋を飛び出ると
タクシーを拾い、一番近くに住む女友達のところへ逃げ込んだのです。

107: 2 2005/06/14(火) 00:33:29 ID:fixDN1JT0
数時間後……深夜十二時を回っていたと思います。
カギもかけず、また何も持たず飛び出たこともあり、友人に付き添ってもらい
部屋へ戻りました。
友人は、今回のような話を笑い飛ばすタイプで、好奇心旺盛な彼女が、
浴室の扉を開けてくれる事になりました。
浴室は、とても静かでした。フタの上に載せたいろんなものは
全部、床に落ちていました。お湯の中からの笑い声も、フタを叩く音もしていません。
友人が浴槽のフタを開きました。しかし、湯気が立つだけで、
女の人どころか髪の毛の一本もありません。
お湯もキレイなものでした。それでも気味が悪いので、
友人に頼んで、お湯を落としてもらいました。


108: 3 2005/06/14(火) 00:34:57 ID:fixDN1JT0
その時、まったく別のところで嫌なものを見つけたのです。

私の身体は固まりました。
洋式便器の、閉じたフタと便座の間から、長い髪がゾロリとはみ出ているのです。
友人も、それに気付きました。

剛胆な友人は、私が止めるのも聞かず、便器のフタを開くと履いていたズボンを下ろしました。
友人が便器に腰掛けるが早いか「ブホッ」と豪快なオナラをしました。
続いて小便と聞き間違えそうな「プシャー…ビチビチッ」という水っぽい音が。
「…!!」便器の中から悲鳴を聞いたような気がしました。
一通り排泄し終えた友人は、カラカラカラカラ…と豪快にトイレットペーパーを引っ張ります。カラカラカラカラ、ゴシゴシ、カラカラカラカラ、ゴシゴシ…2ロールも使ったでしょうか。
友人は、ズボンを上げると「絶対に流さないでね」と言い、近所のコンビニへ。
5分程して大量のカップラーメンを買ってきました。
あっけに取られて見守る私の目の前で、友人は15個ほどのカップヌードルを食べると、残ったスープを次々とトイレに流し込みました。
「あつっ…!!」
今度は友人にもはっきりと聞こえたはずです。
ですが友人は無言でトイレ掃除用の塩素系洗剤のボトルを手に取ると、ドボドボと流し込みます。
「あ、ちょ、やめ…」
声を聞いたのはこの時が最後でした。「そろそろ勘弁してあげようか」と笑いながら、友人がトイレの水を流したのです。
長い髪の持ち主は、抵抗もせずにあっさりと流されていきました。

113: 洒落怖24スレより 2005/06/14(火) 03:45:12 ID:vzDuArdh0
先輩から聞いた話。

日本のどこかに、呼び辻っていう十字路があるらしい。
目印は真っ赤なポスト。
んで、そこを通りかかると後ろから呼ぶ声がする。
誰だろうって振り返ると何もない。声をあげてみても返事がない。
よくみてみるとなんかおかしい事に気づく。
後ろを振り返ったはずなのに、自分のちょっと前に十字路がある。
慌てて、又振り向くと(向き直ると)同じように十字路がある。
どちらにも真っ赤なポスト。怖くなる。
自分がどっちから来たのかもわからなくなってしまう。
でも、ここでパニックや、やけを起こしてはいけない。
落ち着いてまずは家に電話。執事が出たらヘリを呼んでもらおう。
そのまま脱出、ついでにウンコでも落としてやれ。
徒歩で帰ろうとすると迷うそうだが気にするな。
われわれには人類の英知が味方についている。

114: 本当にあった怖い名無し 2005/06/14(火) 03:57:53 ID:21pJtsiX0
>>113
ヘリを呼ぶのは良いアイデアだが、
うんこを落とす必要はないとおもった。

115: 本当にあった怖い名無し 2005/06/14(火) 04:22:39 ID:cb2EemNV0
>>105
>薄れ行く意識の中で口裂け女は思った、昔は良かったと・・・

せつねぇww

120: 本当にあった怖い名無し 2005/06/14(火) 12:55:27 ID:8Dtwt8270
ある女性が気味の悪い無言電話に悩まされていました。
「もしもし?」
「………」
「もしもし?」
「………」
いつもはここで恐くなって電話を切ってしまうところでしたが、我慢できなくなって、彼女は叫びました。
「いい加減にしてよね!」
すると受話器のむこうから、押し殺したような声が聞こえたのです。相手が喋ったのはこれが初めてでした。
「…殺してやる…」
さすがに恐くなって身の危険を感じた彼女は、だめでもともとと警察に相談してみました。
ところが最近は、そういったストーカーの犯罪が深刻化しているためか警察は詳しく話を聞いた上で彼女の電話に逆探知機を設置して捜査を行ってくれることになったのです。

次の日もやはり、無言電話はかかってきました。慎重に受話器を取り上げ、耳に押し当てる女性。
「もしもし?」
「…殺してやる…」
昨晩のあの声でした。そのときです。彼女の携帯電話が鳴りました。警察からです。
「すぐに部屋から出なさい!」
「は?」
「逆探知の結果、電話はあなたの家の中からかかっています。犯人はあなたの家の2階にいるんですよ!」
「そう…そんなに近くにいたの…」
「え?」
「許さん…糞DQNが…挙句人様の家に勝手に入り込みやがって…」
「もしもし?もしもし!?」
明らかに彼女の様子は豹変していた。しかもどうやら2階へ向かっているようだ。
「ゴラァ!!出て来いこの腐れ!!!!」
「くぁwsでrftgyふじこlp@!!???」
男の、声にならない悲鳴が響いた。

121: 本当にあった怖い名無し 2005/06/14(火) 13:30:21 ID:vK2ysgvGO
>>120
昼飯吹いたWWWWW
糞DQNのとこを番号に変えたらコピペにも使えるな

124: 元ネタは「ベッドの下に・・・」 2005/06/14(火) 23:19:54 ID:DBc751Pb0
その日、酔って帰った私は何をするのもめんどくさくなり、ベッドに
体当たりするようにして横たわると、そのまま寝てしまった。
寝る前になにやらバキッ、と言う音と悲鳴を聞いた気がするが
猛烈な睡魔の前にはどうでも良いことだった。
朝起きると、ベッドが壊れていた。どうやら昨夜私が乗った瞬間
小学校の時のあだ名は「女横綱」、100キロを超す私の巨体とそれが
もの凄い勢いで乗っかった衝撃に安物のスプリングベッドの足は耐えきれず
足1本が折れてしまった様だった。
「このベッドも3年近く使ってたしなあ・・・」
などとぼんやりとベッドに同情しながら、私はふと部屋に充満する血なまぐさい
臭いに気づいた。
「ベッドの下・・・・?」
私は壊れたベッドをどかし、その下にあった光景に目を丸くした。
ベッドの下にはうつぶせになった若い男が、いや、昨夜までは男だった物体があった。
手足があらぬ方向に曲がっており、背中の中心がえぐった様に潰れ、凹んでいる。
口からは血の混じった吐瀉物をまき散らし、右手には包丁が握られていた。
どうやら私はベッドの下に潜んでいる男に気づかず眠りこけ、ベッドの足が折れた
事により私の全体重を身体に受けたこの男は哀れにも圧死してしまったのだろう。
そう言えば昨日下着を洗濯したままベランダに干しっぱなしだった。
私は男の死体を見下ろし、ため息をついた。洗濯物から女の一人暮らしと判断できる
観察眼を持っているのなら、その洗濯物のサイズからその女の体格ぐらい見抜けよ、と。

125: 本当にあった怖い名無し 2005/06/14(火) 23:28:18 ID:FxWU/1T10
>>124
デブ専にはタマンねーんです、ハイ

127: 人面軒 2005/06/15(水) 13:16:57 ID:zFLx2z5p0
金曜の深夜、俺は東名高速を東京方面に向かって飛ばしていた。
もう一刻の猶予も無かった。大きな左カーブにさしかかった時、
助手席の窓の外を、得体の知れない何かが追い越していった。

なんだ? と思ってよく見ると柴犬に似た小型犬に見えた。だが
犬が車を追い越すほどの高速で走れるはずがない。ゾッとした俺は
アクセルを踏み込んで犬の後を追った。

あと少し……そう思った瞬間、俺のほうを振り返ったその犬の顔は、
ピーポ君のそれだった! そいつはゆっくりとした口調で言う。
「ちょっと、署まで来い」

パニックに陥った俺は、更にアクセルを踏み込んで強引にインターの
出口レーンへ割り込み、クラクションと罵声の雨を浴びながら料金所を
スルー、先の赤信号も無視で国1に飛び込んだ。

無理やり気を落ち着かせながらミラーを見ると、背中に回転灯を付けた
ピーポ君がきっちり追ってくる。もう逃げられないと諦めた時、目的地が
目の前に現れた。

よかった、どうやら間に合ったようだ……「ちわー、人面軒です~」
まだ湯気の立っている海老チリ丼を届けた先は、○○派出所だ。
お得意様なのはいいが、他県に出前を頼むのは勘弁して欲しい。
マジで。特に週末は。

「たまには奥さんの手料理食べに帰らないと、愛想尽かされますよ?」
ドーベルマン似のいかつい顔をしたお巡りは、「ほっといてくれよ」と
ぶっきらぼうにつぶやいた。

128: 本当にあった怖い名無し 2005/06/15(水) 13:27:19 ID:TZi3IJxd0
>>127
いろいろ混ざってるなw

129: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 00:06:18 ID:wIY4sRcO0
飲み会終わって終電に乗った時の話。
帰宅ラッシュとは逆方向だったんで、めちゃめちゃ空いてた。
しばらくしたら車両に俺とくたびれたサラリーマン風おっさん、
それと、中谷美紀似の女性の三人だけになった。
俺とそのおっさんはお互いそれぞれ車両の両端のシートに座ってた。
おっさんは気持ち良さそうに居眠りしてた。
相当疲れてるか、酔っ払ってたんだろう。
おれもちょっと眠かったから目を閉じた。
そしてモノの5~6秒経っただけで目を開けた。
おっさんの姿が目に入った。
おっさん、シートを俺の方へ一列移動してるように思えた。
結構酔ってたからかそんなことどーでも良かったんで、また俺は目を閉じた。
また数秒でなんか嫌な感じがして、目を開いた。
今度は確かにおっさんがまた一列こっちの方へ移動してた。
ちょっとやばいかもしれないと思って、
スリでもやらかしたらとっ捕まえて駅員に引き渡してやろうと思い、
俺は半目を開けて寝たフリをしてみた。
案の定、おっさんは俺が目を閉じたのを確認して立ち上がった。
こっちへ来るか?と思ったが、そうじゃなかった。
おっさん、そのまま車両の真ん中でクルクル回り始めたんだ。
で、回りながら
「騙されないぞ~騙されないぞ~狸寝入りなんかに騙されないぞ~」
って怯える女性に向かってつぶやき始めた。
俺はさすがにマズいと思って、勇気を振り絞ってちょっと叫んだ
「おい、やめろよ!」と。きっと声震えてた。
俺、喧嘩とかしたことなかったし。
それでもおっさんに聞こえてなかったらしく、反応無し。
「おい!あんただよ!やめろっていってるぎうこhくえほp!」
必死にもう一度叫ぶ。そこで女性が「いいから、大丈夫だから」と

以下略

133: 1/2 2005/06/16(木) 07:02:36 ID:yWcBck7W0
夜逃げをやらかした奴の置き土産を処分にこのアパートに来た。
町外れに建つ築30年は経っていそうなボロアパートだ。入ってすぐ、
据えた匂いとゴミの山に最悪の気分になった。

案の定金になりそうなものは何もない。まったく忌々しいが、明日の
朝まではこの部屋を出るわけにも行かない。他の取り立て屋に
横取りされるからだ。

半年前のグラビア雑誌を見ながら時間をつぶすと、夜になった。
そろそろ差し入れの弁当が届く頃だ。と、隣の部屋の奴が壁を
ドン、ドン、と叩き始めた。

うるせぇなぁ……毒突いてこちらからも壁をどん! と蹴った。
音は一時やんだが、またドン、ドン、ドン…… 臭いと音にイライラ
して大声で怒鳴った。今度は音が止まない。頭に来た俺は
部屋を飛び出して隣の部屋のドアを開けた。

134: 2/2 2005/06/16(木) 07:03:07 ID:yWcBck7W0
……鍵は掛かってなかった。真っ暗な部屋で女が一人、壁に
向かって頭を叩き付けていた。ゴツンッ、ごんっ、ゴツ!……
頭をぶつけるたびに長い髪が舞って、何とも気持ち悪かった。

俺が見ているのに気付いたのか、女は唐突に動きを止めた。
そしてゆっくりとこちらを……ぽっかり空いた穴のような両目が
俺を見つめる。半開きの口が、ゆっくりと開いていった。

女が何か言う前に俺は急いで部屋に飛び込んで、女の髪を
わしづかんで畳に押しつけた。「おい、姉ちゃん、取引しねぇか?」
何か言おうとしたようだが、女は抵抗を止めた。

「黙って俺についてくりゃ、好きなだけ壁打ちさせてやるぜ、どうだ?」
女は小さく頷いたように見えた。

俺はこうして、4体目の女幽霊を手に入れた。大きな声じゃ言え
ないが、こいつが実にいい金になる。世の中には合法的に? 
店子を追い出したい大家がごまんと居る。

そいつらの依頼で、彼女らを空き部屋に置いてくるのだ。大抵の
住民は一週間以内に自分から出て行く。俺も女たちも大満足だ。
夜逃げのほうは金にならなかったが、いい女幽霊が手に入った。
これだからこの仕事は辞められない。

135: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 08:16:01 ID:wgQdE+G50
>>133-134
普通に面白いんだけど。
幽霊を雇うっていうそのアイディアにはなにか元ネタあるの?

139: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 13:55:49 ID:RcDTisiX0
何年か前家族で海水浴に出かけた時の事です。
初めての海にはしゃぐ息子を私はビデオで撮影していました。
しばらくして少し離れた波打ち際に人だかりができているのに気づきました。
人々の視線をカメラ越しに辿っていくとちょうど息子と同い年位の男の子が溺れています。
なぜあんな浅瀬で?と思いつつ撮影し続けました。
帰宅後、ビデオを編集していると問題のシーンにさしかかりました。
私はゾッとしました。
そこには男の子を引きずり込もうとする無数の手が写っていたのです。
次の瞬間私は家を飛び出しあの海水浴場へと車を走らせました。
海に着くとすぐに車を降り浅瀬に飛び込みます。
すぐにワラワラと無数の手が伸びてきましたが一匹ずつ倒し続けました。
倒しても倒してもキリがないほど出てくる手をもう数千匹は倒したでしょうか・・・
「そろそろいいかな・・・」
最後は全体攻撃魔法で一挙に方をつけると莫大な経験値が。
高らかに鳴り響くファンファーレはいつまでも鳴り止みませんでした。

140: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 13:58:36 ID:X5293b890
>>139
ゲーマーワロスww

141: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 14:08:27 ID:X5293b890
伊勢の海岸に遊びに行ったDさんは、岩場で転んでしまった。傷は浅かったので
すぐに治りDさんもこの事を忘れていた。その数週間後、Dさんはひざに異常な程の
痛みを覚えて病院に検査に行った。レントゲン写真を見せられたDさんは心底驚いた。
ちょうどひざのあたりに何かが大量に付着している。よく見るとそれはフジツボだった。
海岸で転んだ際にフジツボの幼生が傷口から入り、ひざの骨に付着していたのである。

これにヒントを得たDさんは、早速知り合いの食肉業者から豚の血と足の骨を買い取り、
培養器の中でフジツボを人工飼育し始めた。血と骨で育ったフジツボは見た箏もない程
大きく美味に育ち、甘エビにも負けない高級なエビの代わりとなる食材にまで育った。

そう、現在お皿がループ移動しながら客に給仕されるシステムの寿司ネタ、あの甘エビの
8割はこうして養殖されたフジツボなのだ。安く、大量に安定して供給されるフジツボ。
言うまでもなくDさんの自宅は「フジツボ御殿」と呼ばれている。

142: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 14:52:12 ID:T7hQ2GnE0
それありそうな話でいいなw

143: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 15:36:16 ID:03ZQBoZk0
今日、昼にJR鎌倉駅のキヨスクの前で財布から1000円を取り出して
煙草とライターを買おうと思ったんですが
一瞬1000円がなんか変な感じがして
しばらく1000円を見つめていたんです
そしたら夏目漱石の眼がキョロキョロ左右に動くんで驚いてさらに見ていたら
その口を開いて「ろっぽんぞー!」と子供のような高い声で喋るのです
思わず私も「ろっぽんぞー!」と叫んでしまいました。
すると漱石も嬉しそうに「おお、ろっぽんぞー!」
周りにいた人達も口々に「ろっぽんぞー」と言い始め、
最後は「ろっぽんぞー」の大合唱になってしまいました。
楽しい一日でした。

149: 本当にあった怖い名無し 2005/06/16(木) 18:27:03 ID:2VChTzBB0
あるところに5人の大学生がいました。
彼らは1999年の大晦日にシンガポールに旅行に来てました。
そして運よく100階建の最上階つまり100階の部屋に泊まれることになりました。
大晦日の日彼らはシンガポールのそのホテルにチェツクインして、
街にあそびに行こうとし、ロビーを通った時にフロントの人に、
「今夜、2000年問題が起こるかもしれないので、
12時ちょうどに、ホテル内すべての電気を消します。
だからそれまでには帰ってきてくださいね。」

・・・・ しかし彼らは遊びに夢中になり、約束をすっかり忘れて12時をすぎてしまいました。
フロントも真っ暗でエレベーターも止まっている。 寒すぎてこのままフロントで寝泊まることもできない。
仕方なく彼らは100階の部屋まで階段で100階の部屋まで行くことにした。
20階… 30階… 40階…とだんだんと足が棒になってきて、 50階でついにばててしまいました。
「オイ、このまま上がっていくと、本当に足が動かなくなる、
1階上がる毎に交代で怖い話しをして気を紛らわそう」
そして1階上がるごとに怖い話しをして、なんとか上にあがっていった。
そしてついに99階にたどりつくことが出来ました。
すると最後の一人が
「いいか、俺が今から言う話しは… 本当に怖いからな、 絶対にビビルなよ」
と他の4人に強く言った。

「一階に・・・ 鍵を忘れた・・・・・・」
すると、仲間の1人が大きくため息をついた。
「ふー。やれやれ、しっかりしてくれよ全く。ちょっと離れてろ。」
そういうと、彼は自分の口の中に手をつっこみ、ガキッと奥歯を抜いた。
そしてすかさず奥歯の裏に仕込んであったチュウインガムのような物体を
ドアの蝶番にくっつけ、飛び下がった。
「5、4、3、2、1…」
0、を数えると同時に、チュウインガムはボシュウ、と音を立てて爆発。
ドアはいとも簡単にはずれてしまった。
彼は、仲間を見て眉一つ動かさずに言った。
「入れよ。今、無線で秘書のキャサリンに連絡しといたから、20分後にはドアも元通りさ。」